鬱なのにクレーム対応やってまして(鬱クレ)

今は「元うつ病」です。うつ病を完治させ、普通の暮らしを取り戻そうと奮闘する日々。

往生際は悪くあれ(資格試験)

2回目の受験で無事、通関士試験に合格したが、正直言って、どうやって合格できたのか分からない部分がある。『課税物件の確定時期と適用法令』も『減免税制度』も『貨物の分類』も完璧に覚えていたわけでもなく、やらなければいけないことはたくさんあったし、分類の英語がどうしても苦手で、模擬試験の際、竹製のtrush boxが出てきて、本来竹製品に分類すべきところを焦ってしまい、「trush boxってゴミ箱だっけ?」→「ゴミ箱はニトリに売ってるから家具!」と訳の分からん分類をしたときはお世辞でも保険かけたわけでもなく永久に合格できる気がしなかった。

 

しかし、実際は合格できた。

「この程度の勉強で合格できるんだ」というのが正直なところだ。

周りでも模試の成績が非常に悪かった(E判定)のに、合格できた人もいるし、ではなぜ合格できたの?って考えたとき、やっぱり直前期の追い込みだったんじゃないかと思う。往生際が悪いという言葉は、普段あまりいい意味で使われることがないが、受験においては大事な言葉ではないだろうか。

誰の言葉か忘れたが「『今年はダメだ、来年頑張ろう』と言う奴は永久に合格しない」と言ってたらしいが、この言葉は真理をついてるような気がする。大概、こういうことを言う「往生際の良い」奴は直前期に「来年頑張る」と言って、勉強をしていない。

私も上記のような状況で、合格できる気がしなかったが、だからと言ってまた来年も通関士の勉強するのは嫌だった。毎年毎年法改正はあるし、エイドとビバレッジとスカッシュとジュースの違いとか、エビは剥いて水煮をすると何類で剥かなかったら何類でとか、あと、そら豆も覚えるの面倒だったわ・・・またこの勉強かと思うとマジ勘弁願いたいところだった。だから一通り模試が終わってからは平日も休日も勉強したし、直前には休みをもらって必死で勉強した。

 

同じダメなら必死で勉強して不合格の方がいい。

なぜなら勉強せずに不合格だったら去年と同じやし、勉強してもダメなら「通関士試験というのはこんなに勉強してもダメなのか、ならば来年は更に勉強しないと」と、どの程度勉強したら合格できるのかということを体感として実感できないとダメだと思ったからだ。「やらずに後悔するくらいなら、やって後悔した方がいい」という原理と同じではないか?多分。

 

長くなりましたが、要は勉強したら合格する。特に8月9月の直前期ね。

次は受験に失敗し学習が複数年に渡った場合の話をしたいと思う。