鬱なのにクレーム対応やってまして(鬱クレ)

今は「元うつ病」です。うつ病を完治させ、普通の暮らしを取り戻そうと奮闘する日々。

通関士学習2年目【合格体験記2】私はこうして試験に合格した

4月に入ると関税協会のテキストが届き、自分専用のサイトが作られました。

教材一式とマイページを見た印象ですが、教材やシステムは素晴らしいけど「何か緩い」というか、フォーサイトのような「アナタを合格させたいんだ!」感がないんです。恐らく関税協会は合格率〇%みたいなのを謳わなくても教材の素晴らしさで受講生が集まってるのでしょう。現に私も2回目の受験、かつ関税協会の教材で合格できた訳ですから。

 

テキスト読み(インプット)の学習スケジュールと課題の提出締切日はプリントで指示されました。あとテキストにも〇月第△週はココを読め的な物は書かれてありました。アウトプットに関しては、インプットの学習スケジュールプリントの横に関連する過去問題集のページが書かれているだけ。ドリル、ゼロ申に関しては、送るけど好きなようにやれってな感じで、右も左も分からない初学者で私のような気の緩みやすいタイプにとっては、学習スケジュールの手薄さには独学に近いものがあるように思いました。

これじゃダメだと思いながらも、関税協会の緩さに甘えて4月、5月はテキスト読みしかしてないし、やっぱりこのままだとヤバイと思い、問題集にかかったのが6月から。その問題集も、計算ドリルは苦手意識があったのでレベル4と5と2~3回転、過去問題集は12ページほどしかやってないし、通関手続ドリルは3分の2程度、ゼロ申は1回転、関税評価ドリルに関しては、全く手を付けておりません。あと時間があるときにまるわかりノートをパラパラと読みました。よくもまぁ、これだけで合格できたものだと自分でも感心するくらいです。

確かに、それだけ教材は素晴らしかったと思います。特にフォーサイトの時は全く覚えられなかった課税価格の確定時期と適用法令のところなど、フォーサイトは「とにかく覚えとけ」と言わんばかりに表だけがデーンとありましたが、関税協会はどうしてこうなるのか、という説明があり、暗記ではなく理解することで記憶が定着していくのを実感することができました。課税価格の確定時期と適用法令は毎年必ず出題されるもので超重要なので、本当に助かった。

 

質問システムに関しても関税協会は素晴らしかったです。

マイページにログインすると、昨年までの先輩たちが質問した内容が残されており、単語指定で検索、テキスト指定で検索ができました。そして、今年の受講生が質問した内容が追加されていきます。他の人がどんなところで躓いているのか見せてもらえるのは貴重な財産だと思います。それに疑問点が出てきたら、ココを見ることで無駄に質問をしなくてもいい訳ですし、回答する関税協会の手間も省けるわけです。私も現に他の人の質問の中で同じ疑問をもって質問されたものを見つけたのでプリントアウトさせてもらいました。

質問回数に関しては、ユーキャンは1日3回まで、フォーサイトは受講期間中(1年間)20回までで20回以上は1回につき500円追加(銀行振込)、関税協会は受講期間中(約半年)20回までで1回の質問は400字まででしたが、質問回数が足りずに困ったことはありませんでしたので、通関士試験に関して言えば質問できる回数に関してあまり神経質にならなくていいと思います。

ユーキャンは運行管理者の時に1回だけ質問しましたが回答までに2~3日かかりました。フォーサイトはものすごく早かった。日曜の夜に質問をすると月曜の早朝には回答が返ってきてビックリ。関税協会はすぐに回答できるものは早いですが、難しいものは税関?かどこかに聞いてくれて時間はかかりましたが正確な回答が返ってきました。

 

次記事に続きます。