フォーサイト・ユーキャン比較
通関士を受験するにあたり「通関士試験 通信講座」で検索した際、ユーキャンやフォーサイトが候補に挙がりました。両社は初学者向けに開発された教材を安価で提供しているイメージですが、どう違うのか?実際受講したらどうなの?いろんなことを考えました。
その時その時の選択で結局、運行管理者(貨物)はユーキャン、通関士1年目はフォーサイトで学習したわけですが、ユーキャンの通関士講座を選択しなかったけど、あちらはどうだったんだろう?それにフォーサイトは他資格の講座もあるけど、メリット・デメリットは他の資格でも同じなのだろうか?それとも同じ会社でも資格ごとに違うのか?忌憚のない話が聞けたらいいな、と思っておりましたら、偶然友人が行政書士試験にチャレンジしていることを知り、話を聞くことができました。また、交流型有料自習室に行った際、フォーサイトの社労士を受講されている方と少し話をすることができましたので、今日はフォーサイトとユーキャンの比較という観点から記事を書いてみたいと思います。
まず当時の経歴ですが、
友人:FPをフォーサイト、行政書士はユーキャンとフォーサイト
私が一番気になったのは「フォーサイトは通関士以外の資格でも教材の文字訂正が多いのか?」でした。結果、社労士は「多い」との回答でしたが、行政書士に関しては「ほとんど無い」とのことでした。
フォーサイトが売りにしているDVD講義ですが、通関士ではテキストの内容を(大切なところに線を引きながら)読み上げているだけでした。「他の資格でもテキストの棒読みなのか?」気になるので聞いてみました。結果、社労士も行政書士も棒読みでした。行政書士を受講した友人は、先にFPを受講しており、その際棒読みだったので、行政書士講座も同じだろうと思い、CDコースにしたそうです。
次に、同じ資格の教材でフォーサイトとユーキャンではどう違うのか?が気になりました。これは行政書士を受講した友人にしか分かりませんので、行政書士での比較になりますが、フォーサイトのテキストも(初学者向けに)薄く作られてますが、ユーキャンはもっと薄いそうです。ただ、行政書士は出題範囲も広く、最初からあれもこれもと詰め込みすぎると勉強に嫌気が差してきそうなので、初年度は薄めのテキストで基礎知識を叩きこんで、次年度から学習経験者向けの講座に切り替え、複数年で合格を目指すのもアリかもしれないと思いました。
どの通信講座にも特色があり、向き不向きがあると思います。ですが、どの会社の教材であっても受講者を合格に導くために作られています。自分に向いている講座を選ぶことは重要ですが、買ったことに満足せず、一度選んだら一生懸命勉強する事もお忘れなく。
次回、通関士学習2年目について書いてみたいと思います。
フォーサイトと関税協会の通信講座比較やLECとマウンハーフの直前講座比較、2回目のチャレンジにおいて良かった点・悪かった点など、いろんなお話ができると思います。