鬱なのにクレーム対応やってまして(鬱クレ)

今は「元うつ病」です。うつ病を完治させ、普通の暮らしを取り戻そうと奮闘する日々。

最も分かりやすい悪徳宗教の見分け方

うつ病に苦しめられていた頃、私はとある宗教に洗脳されていました。

 

それまでは、初詣には神社に行き、クリスマスにはケーキを食べ、結婚式はその時の気分で選択するだろうし(未婚)、葬式は仏教式で執り行うという、日本の一般的なスタイルで生きていました。

それがある日、とある宗教に出会い「私は〇教を信仰する!」と宣言したものだから周囲は大反対。絶対に認めようとしませんでした。

その宗教の肩を持つつもりはありませんが、昔からある宗教で、世界各国に信者がいるんですが、ただ日本人には馴染みが無かった。

だから私は「洗脳」という言葉を使っています。

 

今は洗脳も解け、その宗教を傍観していますが、当時私が洗脳されていた宗教は、そこまで悪徳ではなかったと思います。
悪徳って何をもって言うかの線引きは難しいものがありますが、一つ挙げるなら「入信した本人以外の、周囲の人間に重大な悪影響を及ぼすもの」ではないかと考えています。
ですので、本記事では以下、悪徳宗教=周囲の人間に重大な悪影響を及ぼすものとして話を進めていきます。

 

私が洗脳されていた宗教と、メディアを騒がせて問題視されていた宗教とでは、大きく違うことがあります。(本題キター)

それは、やたらと信者からカネや時間を毟り取ろうとするところです。

  • どう見ても法外としか思えないような値段で何かを売りつけようとしたり
  • 信者の全財産を差し出させようとしたり
  • 信者の財産が底をついたと思ったら家族の財産まで持ち出させたり
  • 祈祷料・鑑定料が法外な価格設定だったり
  • 出家と称して共同生活させようとしたり
  • 教師でもないのに労働奉仕と称して1週間のほとんどを布教活動に費やさせたり

とにかく「カネ」と「時間」です。カネや時間の何かがおかしいです。神のためという名目で金銭感覚や人生が狂わされるのです。

参考までに私が洗脳されていた宗教は「給与の10分の1を目標に献金しましょうね」と言われていました。あくまで目標なので献金するかしないかは自由です(私は集会のたびに小銭入れを開け、財布の中で邪魔になる1円玉と5円玉を献金してました)。購入ノルマ・販売ノルマ・布教ノルマなども無し。集会の後、婦人会が仕度したご飯をみんなで食べることもありましたが、昼食代は300円など安い物でした。

なぜ、この人たちは、こんなにも無理強いをしないのか?それは、自分の信じているものが、本当に正しく素晴らしいものだという自信を持っているからです。例えば、近所に隠れ家的な美味しいレストランを見つけたとしますよね?そしたら、友達にも教えてあげますよね?この人たちにとっての「神=レストラン」「友達に教える=布教」と同じことなのです。本当に素晴らしいものは自然と話したくなるものだし、それで否定されても「私が信じている神はホンモノだから、そのうち分かってくれるだろう」と考えるのです。

 

ですから

「これを買えば幸せになれるよ」(カネ)

「今月の献金、あと△円足りませんよね?」(カネ)

「他の信者と一緒に出家して修行しよう」(時間)

「奉仕時間が足らないから不幸が起こるのです」(時間)

といっている宗教は悪徳であると私は思うのです。

 

今回は最も分かりやすい悪徳宗教の見分け方という内容でお話をしましたが、これで全ての悪徳を見分けられた訳ではないと思います。消去法で一部の悪徳宗教を見分けることができたとお考えください。

 

ココまで書いて気づきましたが、これブラック企業と構図が似てますね。笑